最近は部屋に花を飾るようにしているの
薄ピンクのバラ、フリージア そして私が作ったクリムトとモナリザのクロスステッチ
地震 津波 原発 被災者の訴え 停電 食料不足 ガソリン不足 日本人としての誇り
国内外からの支援 テレビの中でループしている
”計画停電が関東近郊で始まる”ということを官房長官が言った
すると町のあちこちの電気が自然に消えた 自ら停電に協力できる日本人を誇りに思う
そんな放送に涙がこぼれそうになった かっこいいじゃねぇかって思った
そして部屋の明かりを消し、使っていない家電はコンセントを抜いて
小さなことでもいいから何かしよう！と思った
それもつかの間
段々と見慣れてきてしまった テレビもこの状況も
自分が至極酷い人間に思った
だけど さっきね 思い出したんだ
３９歳の誕生日 私の４１歳の誕生日はシェルターの中にいたんだった
情けない思いだった
それはブログをやめて幸せ絶頂の中にいた去年の初夏
幸せと裏腹、まともな荷物も持たずに 母と二人家を出た
とにかく逃げることしか考えていなくて
母は通帳と少しの現金と台所にあった包丁二本、二日分程の下着をボストンバッグに詰めた
私は何の荷物も持たなかった 下着さえも 仕事へ行く振りをしていたからだ
そして、ある場所に行き そこからシェルターという施設を紹介してもらった
そこには心に傷を負った人 DVにあったひと 精神をきたしている人 家族のいないひと
色んな女性と子供をただただかくまってくれるのである
３食つき おふろつき お布団つき 下着も着る物も新品で用意してくれたのだ
勿論費用なんてかからない
ほんとうにありがたかった たすけてもらった
何故だかわからないけど ご飯をいただく度に涙が出た
いつも泣きながらご飯を食べた それが二週間続いた
ほんとにほんとにありがたかった
そのとき何かの形で恩返しがしたいと思っていた
その恩返しを今しようと思う
今日募金をしに銀行へ行こう
お金だけじゃない 節電 節水 買い控え 小さいことでもみんなでやれば
大したことになるんだ！
こんなとき、やっぱり当たり前のことしか言えないな。。。。。
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